角川文庫<br> 大人のための「怖いクラシック」 オペラ篇

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角川文庫
大人のための「怖いクラシック」 オペラ篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 216p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041108475
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「怖い絵」の中野京子による、絵画でオペラを解説する初心者向け入門書!

「怖い絵」シリーズで大人気の著者がクラッシク・オペラをオールカラーで解説。 「椿姫」にマネの「ナナ」、「蝶々夫人」にはドラクロワ「怒れるメディア」等、クラシックと名画のコラボに酔いしれよう!

●中野 京子:作家・ドイツ文学者。北海道生まれ。2017年「怖い絵展」特別監修者。「怖い絵」シリーズ、『名画に見る男のファッション』「危険な世界史」シリーズ(すべて角川文庫)、『新怖い絵』『怖い絵のひみつ。「怖い絵」スペシャルブック』(ともにKADOKAWA)『絶筆で人間を読む』(NHK出版新書)、『中野京子と読み解く 運命の絵もう逃れられない』(文藝春秋)、 『欲望の名画』(文芸新書)、「名画で読み解く イギリス王家12の物語」シリーズ(光文社新書)、『美術全集アートギャラリー第5集「ヌード」』(集英社)など著書多数。

内容説明

名曲の裏には、こんなに怖くて面白いドラマが秘められていた!シンデレラをいじめていたのは継母ではなくて継父だった、オペラ『チェネレントラ』。主人公が高級娼婦だったために、世間から非難されてしまった『椿姫』。男女間の愛と裏切りを描いた『蝶々夫人』の作曲の裏側には、1人の若い小間使いの死が隠されていた。『怖い絵』の著者が名画を交え独自の視点で紹介する、クラシック・オペラの世界一わかりやすい解説書!

目次

プロローグ オペラって何?初心者のためのオペラ講座
第1章 チェネレントラ(シンデレラ)
第2章 椿姫
第3章 ホフマン物語
第4章 ファウスト
第5章 カルメン
エピローグ もっと知りたい!初心者にも楽しめるオペラいろいろ

著者等紹介

中野京子[ナカノキョウコ]
作家・ドイツ文学者。北海道生まれ。2017年「怖い絵」展特別監修者。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

112
講談社「おとなのためのオペラ入門」に加筆したもので、怖いクラシックとは、加筆した部分だけでした。日本でオペラは馴染みがない。明日オペラを観に行く人のためのQ&Aで、オペラの誕生は1600年前後、18世紀半ばまでに現在の形が完成したと知る。代表的なオペラとして、チェネレントラ(シンデレラ)・椿姫・ホフマン物語・ファウスト・カルメンを取り上げて、オペラに詳しい先輩が後輩に教える対話形式で読みやすい。関連する絵画は少なめ。表紙の絵はドラクロワ「怒れるメディア」1838。捨てられた王女とその母に殺される子供たち。2022/10/18

keroppi

86
「怖いクラシック」というタイトルに惹かれて読んだが、この本「おとなのためのオペラ入門」という本を改題したものだった。だから「怖い」ことはなく、オペラに親しむためのもの。私は一回だけオペラを観たことはあるが、この本を先に読んでいれば、もっと楽しめたかもしれない。また「オペラ」を観たくなってくる。でも、いくら「怖い絵」がヒットしたからといって何でも「怖い」とつけてしまうのはいかがなものかと思ってしまう。2021/05/01

あっか

81
面白かった!オペラって観たことがない、何が魅力なの?どれを観れば間違いないの?という初心者さんにぴったり。中野節(笑)を織り込んだ美月先輩と、オペラさっぱりな後輩・蓮との軽快なやり取り形式で、オペラの魅力にいつの間にかズズズッと惹きつけられていきます。怖い、とありますが、タイアップ企画での命名のため全く怖いオペラ・クラシックではございません。笑 即プレイリストを作成し、カルメンや椿姫を聞いております。トゥーランドットの誰も寝てはならぬと、魔笛の夜の女王のアリアは腹にぐわーっと来ますね…歌の力って凄い。2022/02/19

きみたけ

73
著者はドイツ文学者で「怖い絵」でお馴染みの中野京子さん。2009年講談社より刊行された「おとなのためのオペラ入門」を加筆修正した本で、名画を交え独自の視点でクラシック・オペラを紹介し分かりやすく解説した一冊。ちなみに同時期リリースのCD「怖いクラシック」とタイアップのため本のタイトルも合わせてますが、内容は全く怖くないです😅 新婚旅行でウィーンへ行った時に本場のオペラ「トリスタンとイゾルデ」を観に行きましたが、上級者向けの演目とのことで、合唱している身でもかなりハードな内容でした。2022/09/29

坂城 弥生

42
この本でオペラに興味を持ちました。2021/12/13

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