出版社内容情報
現代にも通じる、大隈重信の中国・中国人観
●数千年の歴史がまるで1日のようにあるだけで、まったく進化の跡がない
●あの大国が滅ぶことがあるとすればそれは自滅である
●小児の時から聖人の金の言葉に親しんでいるのに、その通り実現できないまま今日に至る
現職首相が、なぜここまで過激な本を出版したのか?
本書は、大隈重信が現職首相の際に口述し、若き日の堤康次郎が書き起こし、出版したものである。現代人が読めば、「ネトウヨ」と断じるに違いない中身である。
中国人の民族性を、歴史・社会・習俗などから説きおこしてこき下ろしつつも、結論は意外と穏当である。現在の日中関係を考えるときの参考になるのではないか。
現職首相が出版した「ネトウヨ」本、まずはご堪能いただきたい。(倉山満「はじめに」より)
内容説明
厄介な隣人とどう付き合うか?100年以上前の現役首相が遺した「過激すぎる書物」に、そのヒントが記されていた!現代にも通じる、大隈重信の中国・中国人観。
目次
この遺伝性をどうしたものか
まず、最近の歴史から見る
支那の日本に対する侮辱
苦しいときの神頼み
このたびの交渉の経過は、このようなもの
尚古の陋風と始皇帝の英断
道学と儒学の消長
支那の自大心とその実際の勢力
閭右と閭左
中国の誇りはどこにあるのか〔ほか〕
著者等紹介
倉山満[クラヤマミツル]
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。(一般社団法人)救国シンクタンク理事長・所長
大隈重信[オオクマシゲノブ]
1838‐1922。佐賀藩出身。第8代・第17代内閣総理大臣(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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