内容説明
アマテラスから預かった四神の子供たちは日々成長し、普通の人間である羽鳥梓は思いがけないトラブルに巻き込まれながらも愛情深く子供たちを育てていた。ある夏の日のこと。梓と子供たちは、おなじみの神社へカブトムシをとりに、はりきって出かけていった。不思議なことに子供たちにベタ甘な水の精・翡翠は珍しく居残りで…。なんと２時間サスペンス大好きな翡翠は、ご近所の高畠さんと組んであやしげな噂のあるアパートの住人を偵察しにいくことになっていたのだ！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜もち
39
豊江稲荷の祭りに行って、普通の屋台の裏にある鬼市に紛れ込んでしまうところは怖いけどよくできているなぁと思う（ホラーではありません）。「子供を殺す親がいるなら、俺がその分助けるよ。子供を産むから親になるんじゃない、愛した人が親になるんだ」というセリフが良かった。佐藤優氏が「読むのにそれほど時間がかからないということと本の水準との間に直接的連関はない」と書いているが、このシリーズでそれを体感している。読むのが簡単で楽で速いのに得るものが多く気分が軽くなる。2018/04/14
nono
25
シリーズ第７弾。今回は夏休み特集、夏祭りに虫取り、夏は子供達が元気です^^梓が心底子供達を愛している事がわかるだけに、別れの予感にその時が来なければ良いのに、としみじみ。子供達の成長も目覚ましいけど、まだまだ梓の子供でいてほしい。それにしても最近の子供の浴衣ってそんなに進化してるんですか⁉今回も楽しく読了。2018/01/14
瀧ながれ
16
神様のお子さまたちが、ゆかたで盆踊りと縁日の夜店、もちろんただ楽しいだけでは終わらない、うん知ってた(笑)。第一話で、炎天下のアスファルト上で張り込みをがんばっちゃう翡翠さんが、なんかおバカでいっそかわいいです。玄輝くんにピンチを察知してもらえてよかったですね。玄輝くん贔屓としては、キャラクターショーで悪事を暴く玄輝くんもかっこよかったですな。四人の神子たちのゆかた姿がかわいらしかったですけど、四神がそろって遊びにきちゃうと、その神社がパワースポットになりそう。お祭りでパワーアップ中だから紛れちゃうかな。2017/11/01
DONA
14
サクッと読めました。どんどん個性的になっていき、しゃべり方は幼いですけどどんどん成長中な四神の子たち。最後には梓と過ごせる時間が少ないことも書かれていて今から寂しい気持ちになりました。いなくなったら梓が抜け殻みたいになりそう。2023/08/29
リディア
14
相変わらずとっても可愛い神子達です。番外編梓の休日。１日は絶対持たないと思いましたよ。2019/09/03
