マインドフルネスストレス低減法

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  • サイズ B6判/ページ数 408p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784762825842
  • NDC分類 498.34
  • Cコード C0011

目次

第1部 「マインドフルネス瞑想法」の実践(“今”という瞬間を、意識的に生きる;「マインドフルネス瞑想法」へのとり組み;呼吸のもつ癒しの力―呼吸法;自分の存在を感じとる―静座瞑想法;自分の体を感じとる―ボディー・スキャン;心と体をリラックスさせる―ヨーガ瞑想法;日常生活の中で、自分をとり戻す―歩行瞑想法;プログラムをどう組み立てるか―「マインドフルネス瞑想法」8週間プログラム)
第2部 瞑想によるストレス対処法(体の声に耳を傾ける;痛みを心でコントロールする;時間の束縛からの解放―時間ストレス;相手との関係を改善する―対人ストレス;仕事をみずからのものにする―仕事ストレス)
第3部 健康と癒しの新しいパラダイム(“全体性”の体験と癒し;“癒し”ということ;心のもつ癒しの力―健康と病気に対する新しい視点;心のもち方と健康―思考・感情・性格が体におよぼす影響;“結びつき”と自己治癒力)

著者等紹介

カバットジン,ジョン[カバットジン,ジョン][Kabat‐Zinn,Jon]
1944年アメリカ、ニューヨークに生まれる。1964年ハバーフォード・カレッジ(ペンシルバニア州)にて、理学士取得。1971年マサチューセッツ工科大学にて、分子生物学博士号取得。現在、マサチューセッツ大学医学部準教授。マサチューセッツ大学メディカル・センターのストレス・クリニックの創設者であり、現在も彼の開発した「ストレス対処およびリラクセーション・プログラム」の指導にあたっている。慢性的な痛みやストレスをもった患者に対して注意集中力を高める妄想を使うこの方法は、国際的にも定評がある

春木豊[ハルキユタカ]
1933年東京都に生まれる。1961年早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程修了。1979年文学博士(早稲田大学)。2002年早稲田大学人間科学部教授定年退職。早稲田大学名誉教授。専攻は身体心理学、仏教心理学、東洋的行法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

40
マインドフルネス(MF)関連の本をいろいろ読んだが、いまいちなものが多かったので、ジョン・カバットジンの原著を読んでみたがすごくわかりやすく、MFの概念が理解できた。MFは過去を振り返らず、未来のことも考えず「今」という瞬間に注意を集中する考え方であり、それを瞑想によって実現する。瞑想といえば胡坐をかいて長時間体勢キープのイメージあるが、歩行瞑想や食事瞑想などもあり、気軽にスタートできる。瞑想方法も図解を交えて解説されていたが、本の内容としてはよりよい人生を過ごす「考え方」の話の方が多かったかな。2019/05/29

TomohikoYoshida

33
ボディースキャンを毎日45分やるのは正直なところ時間的に難しいのだが、毎朝10分だけ静座瞑想は続けられている。朝も忙しいので、時間を伸ばしたい場合は夕方などの時間を選んでやっていきたい。何か目的があったとしても、それを目的とせず、瞑想のために瞑想する、という姿勢が大切と説かれている。やみくもにメリットを追い求めず、まずはその姿勢で、そして限りある時間の中でできることをしていきたい。食事瞑想、歩行瞑想なども生活の中に取り入れ、ストレスを低減させ、落ち着いた心で生活できるようにしていこう。2021/02/23

小木ハム

29
メンタリストdaigo氏がしきりにお勧めしている本。マインドフルネス=一瞬一瞬に注意を集中すること。現代人は慢性的な無意識状態で暮らしている。自分が今、本当にはどう感じているかに気付かないまま、過去や未来の出来事に振り回され一日の大半を自動操縦で過ごす。マインドフルネスは2000年初頭に認知療法分野でうつの再発予防への効果が検証されたことで名前が知られるようになった。背景にはキリスト教の衰退と東洋思想の感心の高まりが根底にあると見られていて著者も鈴木大拙の"禅"に大きく影響を受けたとはっきり述べている。2020/11/23

出世八五郎

21
前書き長く読まなくてもいいと思うが、其処に初版1990年頃で復刊という形で2007年初版となっている。恐らくリアルタイムで出会っても手に取る可能性は低かった。理由は何が大事かを“知る”知識を持ち合わせてなかったから・・・。内容はエックハルトや仏教と同じくやはり思考の暴走について触れている。エックハルトが平易な言葉で仏教を語ったなら、カバットジンはより実践的手法を開示したという印象です。マインドフルネス批判もあるようだが、8週間プログラムを真剣に取り組んでからの方が良い。欲しい本は高いです。2016/08/15

トラバーユ

20
読み応えのある本で二、三ヶ月読了にかかったけど、間違いなく良書と言えるでしょう。前半部分ではいろいろな瞑想法が書かれていて、後半部分では臨床例や哲学的なことが紹介されている。高垣先生流の自己肯定感とも通じる部分が多かった。自分の鬱症状をこれ以上改善しようと思ったら、もう瞑想に取り組むしかないと思う。権威主義的な人はいつの世もどこでもいるのだな。そして心に残った言葉は「人はより"自分らしく"なることしかできない」ということ。ぜひヨーガ瞑想に取り組んでみようと思う。2020/02/03

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