内容説明
鎖につながれたゾウと飼育員親子の感動物語。いのちの大切さに気づかされる本。
目次
序章 さよなら、はな子。元気でいろよ
第1章 海を越えてやってきた子ゾウ
第2章 怒りで目をギラギラさせて
第3章 悲しい心に寄り添う
第4章 セピア色の写真のなかで
第5章 世界でいちばん手のかかるゾウ
第6章 はな子の知らないところで
第7章 はな子、おれと友だちになろう
終章 ありがとう、はな子
著者等紹介
山川宏治[ヤマカワコウジ]
昭和29年2月21日生まれ。東京都都立瑞穂農芸高等学校蓄産科を卒業後、47年に都の職員となり、多摩動物公園飼育課に配属、アジアゾウ、ライオン、ヒグマなどを担当する。平成8年、井の頭自然文化園飼育科主任に異動、「ふれあいコーナー」などを経て、はな子担当に配置換えとなり、翌年からははな子担当班班長を務める。16年、再び多摩動物公演に異動。18年、都の組織改革にともない財団法人東京動物園協会に転出、多摩動物公園に派遣される形でキリン、シマウマなどの飼育を担当し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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如月やよい
4
井の頭動物園にいるはな子さんと飼育員として親子二代で関わった方のノンフィクション。はな子は大変な人生を送っていたのね。。。通勤電車で読んで、両目をウルウルさせてしまった。要注意です。2016/04/09
ヤマセミ
3
ずっと独りぼっちで、不適切な扱い方をされたのを読むのは辛かった。とても大事にもされたから歯が一つになっても、長生きすることができたわけだけれど。2023/04/04
ダンスにホン!ころりん
3
20060925初版第1刷 131028読了 人気者のはな子さんはインディラと離れてからずっと一人ぼっちだったんだなぁ。今年66歳、会いに行こうっと2013/10/28