出版社内容情報
茶の湯は客に一方的に茶を提供することではなく、客も亭主の気持ちを推し量り一服の茶を通して心を通わせ合うことだ。割り稽古から薄茶、濃茶と基本の点前に加え、客はどう考えふるまうべきかも解説。大炉や釣り釜など季節の点前も紹介して、茶の湯の考え方と作法が基礎からわかる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめぴょん
6
お稽古のためだけの本には書かれていない歴史、抹茶の製造についてなど客の心得があるのが良かったです。お稽古に行く前はお点前関連はしっかり復習するのですが、客の作法についてはいつも先生にその場その場で言われないと動けないというありさまだったので、ちょっとそういうのを復習するのにも良かったです。2024/03/09
