内容説明
なぞだらけの動物の世界。体のふしぎや進化のひみつを、自分の目でたしかめながら明らかにしていく動物学者の研究をえがくシリーズ。
著者等紹介
山本省三［ヤマモトショウゾウ］
１９５２年神奈川県生まれ。横浜国立大学で児童心理学を学んだ後、広告制作を経て子どもの本の創作に入る。絵本や童話、パネルシアター、紙芝居の執筆をベースに、文章とイラストレーションの両分野で幅広く活躍。現在、日本児童文芸家協会理事
喜多村武［キタムラタケシ］
１９６４年東京都生まれ、本名は北村武。日本大学芸術学部美術学科卒。映像制作会社で映像制作、アニメ制作などを手がけ、現在フリーランスディレクター。映像ディレクター、アニメディレクター、イラストレーターとして広く活躍。作品に『千葉県佐原市伊能忠敬記念館アニメ「人間忠敬」』など多数。「福島市子どもの夢を育む施設こむこむ」で、アニメ作り教室『こまどりくらぶ』の講師を担当
遠藤秀紀［エンドウヒデキ］
１９６５年東京都生まれ。東京大学農学部卒業。国立科学博物館、京都大学霊長類研究所を経て、東京大学総合研究博物館教授。博士（獣医学）。動物の死体に隠された進化の謎を明らかにする研究に取り組み、「パンダの７本目の指発見」で世界的に高い評価を得る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あん
63
小4国語の教科書で紹介されている本です。象の鼻が長いのには、本当に驚きの理由がありました。実は上唇が長くなってその先に鼻があると分かってビックリでした。このシリーズの他の本にも興味津々です。2015/02/04
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
44
【学校図書室】ゾウの鼻は実はあれである、他、長い理由、腎臓の驚きの仮説など、とても興味深い内容でした。絵がコラージュのようになっているのも味わいがありました。監修は遠藤秀紀さん。パンダの7本目の指発見された東京大学総合研究博物館教授。2021/05/30
かおりんご
39
読み聞かせ(156)科学的読み物にふれさせようと、チョイス。ゾウの鼻が長いと思っていたけれど、実は上唇が長かったことが分かってびっくりだった。2014/10/15
chiaki
32
ゾウと言えば長い鼻！その鼻の役割について、うんうんなるほど！と読み進め…あれ？「本当に鼻でしょうか？」って問いに戸惑いを隠せない。実はゾウの鼻は…！！そして確かに確かに、ゾウの鼻は鼻の役割を越えてる！群れで歩くとき、子どものゾウが母親ゾウのしっぽを鼻でつかんで歩く姿には癒されました♡骨はなく、筋肉の束で出来ているらしく、しなやかな動きの訳に納得。何より驚いたのは、ゾウの腎臓から考えられる仮説。まだ明らかではないけれど、そうとしか考えられなーい！！！読み聞かせにも向いてそう！2020/03/17
小夜風
18
【小学校】科学絵本は苦手なのですが、これは可愛らしい絵で面白く読めました。人間の親子が手を繋ぐように、ゾウの子どもはお母さんの尻尾を鼻でつかんでいるそう。海のところはあくまでも仮説なのかな。いつか証明されると良いですね。2015/04/28
