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内容説明
ある日、じいはかわいがっている犬を連れて山へ行きました。犬が「ここほれ、わんわん」というので、ほってみると、中から小判がざっくざく。そこへとなりのばあが来て…。語りやすく耳で聞いて覚えやすい昔話絵本。
著者等紹介
おざわとしお[オザワトシオ]
中国長春生まれ。小澤昔ばなし研究所所長、昔ばなし大学主宰。ドイツ文学者、筑波大学名誉教授
なかむらともこ[ナカムラトモコ]
北海道生まれ。昔話研究者。日本口承文芸学会理事、小澤昔ばなし研究所所員、昔話研究土曜会会員
ふくだいわお[フクダイワオ]
岡山県生まれ。日本児童出版美術家連盟会員。『がたたんたん』(ひさかたチャイルド)で絵本にっぽん賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
子どもとよむ日本の昔ばなし 3 小澤先生が再話されたシリーズ 『花咲爺(昔話研究 復刻版)』をもとに再話。犬に名前はない。枯れ木に花が咲いたのは偶然で、面白さに爺さんが町で花を咲かせた。2024/12/03
こどもふみちゃん
4
子供がいなかったじいさん夫婦がこどものようにかわいがって育てた犬を殺してしまう隣の爺さんてすごいひどい(>_<) 花さかじいのお話の中ではこの絵本けっこういいなと思った。同じタイトルでも結構いろいろな内容がありますものね(*^。^*)2011/02/12
ちー
3
犬を拾うくだりが初耳だった。子どもが欲しくて養子にもらいにいく途中、白い犬に自分を息子の代わりにもらってくださいといわれて、大切に迎え入れる。じさがあれだけ犬を愛情深く育てていたのは、子どもの代わりだったのか。そんな愛情に答えて、犬は小判を掘り当てる。隣のいじわるじいさんは犬を借りるが小判を出さない犬を殺してしまう。じさはどれだけ辛かっただろう…。犬の死体をもらい受け、埋めたところから育った木を切って臼に。その臼をつくと小判が。臼を燃やした灰から花が。酷いこととされる度に引き取りに行くじさが悲しく思える。2017/11/10
絵具巻
2
おさげ。読みおさめ。2018/10/10
ゆかり
1
有名な昔話。だけど、内容をすっかり忘れていました。灰を撒くと、ぱっと桜が咲く様子は、華やか。とても良いお話だなと。生き物を敬う。大切にする心を育ててくれそうです。ここほれわん。と言ってくれる犬がいたらいいなと、誰もが思う。そして、娘もまた、すごい!!この犬すごいね!と感心していました。2019/09/17