出版社内容情報
若い読者に向けて関数型プログラミングの概念を学んでいただき、さまざまな実装サンプルを解説することで理解を深める構成になっています。
内容説明
すべての手続き型プログラマとオブジェクタのためのLispによるやさしい関数型プログラミング入門書。再帰プログラミングとイミュータブルデータ、高階関数、評価戦略から副作用のないプログラミングの世界へ、そして関数型設計でソフトウェア開発にLispの威力を活かしてみませんか!
目次
第1章 関数型プログラミングとは何か―そして、それがなぜ難しいのか?
第2章 関数型プログラミングを学ぶためのLisp超入門
第3章 関数型プログラミングの基本
第4章 プログラミングパラダイムの比較
第5章 関数型プログラミングの演習
第6章 関数型プログラムの評価とリファクタリング
著者等紹介
五味弘[ゴミヒロシ]
沖電気工業株式会社・シニアスペシャリスト/エバンジェリスト。三重大学大学院博士課程修了、博士(工学)。情報処理学会シニア会員、JEITAやIPA/SECなどの委員長・委員。情報処理学会研究賞、LODチャレンジ2013プロジェクト賞他受賞。三重大学、群馬工業高等専門学校、名古屋商科大学大学院などで非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つるたん
3
この本では関数型プログラミングでは副作用の有無を重視し、どのように書けば関数型プログラミングになるのかを説明している。しかし最後にはこれらの考えを否定し一度0から本当に必要なものは何かを問いている。 タイトル通り初めて関数型プログラミングを学ぶ人向けにモナドなどの難しい概念は外し、高階関数、再帰関数、遅延評価、ラムダ計算などをLispを用いて解説している。またリファクタリングの章では、コードを評価するメトリクスと、そのメトリクスがオブジェクト指向、手続き型、関数型でどのように違うかを説明している。2021/05/31
mft
1
文章に説得力がない。経歴と説得力って関係ないんだなあなどと意味のないことを気にしながら字面を舐めていたので頭に入ってこなかった2016/09/12
river125
1
「てにをは」や主語と述語の対応に無頓着な書き手の文章を読むのはホントに疲れる。それが著者への不信感につながり、雑な読み方になってしまった。優れたプログラマーが優れたもの書きとは限らないので、しかるべく編集者が導いてやらないと。この状態で出版したことを編集部は恥じるべきだ。しかし、その辺を割り引いても、LispやFPを紹介する本としては、扱う話題と説明量のバランスが悪いと思った。2016/08/27
reduce
1
関数型プログラミングに関わる理論が短く説明されている。2016/04/29
ニョンブーチョッパー
1
★★★☆☆2016/05/07