内容説明
SEには、技術力だけではなく、ソリューションや製品の価値をわかりやすく伝え、提案を受注に結びつけるためのプレゼンテーションスキルが求められる。本書は、いかに提案をプレゼンテーションすれば良いのか、どのようにすればプレゼンテーションのスキルが向上するのかを解説する。
目次
第1章 なぜプレゼンが必要か
第2章 なぜ下手なプレゼンになるのか
第3章 プレゼン術の基本原則
第4章 プレゼン準備の7ステップ
第5章 プレゼン別必須ポイント
第6章 プレゼン力を向上するには
著者等紹介
克元亮[カツモトリョウ]
ソフトハウスのプログラマーからスタートし、SEとしてシステムインテグレータへ転職。現在はプロジェクトマネジメント、マーケティングに従事。All About『ITプロフェッショナルのスキル』ガイドやIT業界の現場ニーズにもとづく書籍執筆も手がける。資格はシステムアナリスト、PMPなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいそ
5
「説得型」「伝達型」「動機づけ型」プレゼンのポイント。「メラビアンの法則」「セルフハンディキャップ」「プレマックの法則」といった言葉が参考になった。「聞き手のメリットなしにこちら側の目的達成はない。」2014/03/07
siro
3
書いてある内容はもっともな事。今となってはパワーポイントではないかも。2018/08/15
Kentaro
1
ダイジェスト版からの要約 相手が日ごろ思っている疑問を引き出して共感をえたり、答えが知りたくなる疑問を出して興味をひいたりするためには、常識と思われていること、固定概念として言われていることを、あえて問い直すと良い。「システム開発のオフショアは本当に安いのか」良くある事象や、聞き手が普段から気になっているであろうことを問う。「なぜ、プロジェクトの進捗は必ず遅れるのか」さらには、知っているようで本当はわかっていなさそうなキーワードの定義を問う。「プロジェクトにおけるリスクとは何か」といった表現になるだろう。2018/06/22
だい
1
★★★☆☆少ないページ数で、コンパクトに要点がまとめられているのでサクッと読めてしまいます。プレゼンのタイプを説得型・伝達型・動機づけ型の3タイプに分け、タイプ毎に説明されています。スライドの作成の仕方については、私が読んだ本の中でもかなり詳しく書かれている本だと思います。プレゼン関連の本をまだ読んだことがない方には是非お勧めの一冊です。2010/12/15
pragma
1
姉妹書のSEの文章術」でも思ったのですが、 非常に少ない紙面でありながら、克元亮氏の情報まとめ方が光る一冊です。 いままでプレゼンについて、特に勉強はしたことが無かったのですが、 この本一冊でプレゼンに対する取り組み方が理解でき実践してみたと感じました。 本文中の 「年収が高い人ほど、プレゼンへの苦手意識が薄いことがわかっています。 … プレゼンの得手不得手が、仕事の成果だけでなく、 個人の成果にもつながることを意味しています。」 という文章は重みがあり、確かにうなずけます。 情報を伝える技術の重2009/09/19