内容説明
機械要素や機械構造物は、一度作ってしまうと短時日で変更改造することは困難であり、例えば電動機の容量選定にミスがあった場合などには、取り返しのつかない深刻な問題に発展します。このような悲劇を起こさないためには、機械と電気(電子)の両サイドからの適切、かつ慎重な検討が必要です。本書はこのような観点から「機械を動かす電気」、つまり駆動要素についてやさしく解説し、適切な選定が容易に確実にできるよう工夫したものです。
目次
第1章 プロローグ(機械と電気;人類に繁栄をもたらした自動化技術 ほか)
第2章 機械を動かす「電気」の歴史(電流と磁気と力;アンペールとSI ほか)
第3章 機械を動かす電気(アクチュエータの種類;電磁石の構造 ほか)
第4章 電動機選定法の概要(負荷としての「機械」の形と性質;「負荷としての機械」のいろいろ ほか)
第5章 機械を動かす制御、サーボコントロール(サーボコントロールの原理;感度と追従性 ほか)
著者等紹介
望月伝[モチズキデン]
山梨大学工学部電気工学科卒業。池貝鉄工株式会社電気部長・研究開発部長歴任。日本工作機械工業会技術委員会委員。日本工業標準調査会産業機械用電気装置専門委員会委員。株式会社清康社取締役技術部長。株式会社太陽システム専務取締役。現在、エムファ技研代表
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