集英社文庫<br> 龍の哭く街

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集英社文庫
龍の哭く街

  • 著者名:今野敏【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 集英社(2016/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087467284

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内容説明

暴力と金が全てを支配する街、歌舞伎町。氷室の勤めるバー『ハイランド』でも中国人マフィアの抗争話が絶えない。そんなある日、彼の元を一人の男が訪ねてくる。「入国管理局の第二庁舎に勤務されていましたね?」――にわかに慌しくなる周囲。元同僚の死、恋人の襲撃未遂、自宅の火事。氷室の身に一体何が迫っているのか。捨てたはずの過去が明らかになるとき、組織との孤独な戦いが始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

100
物語に入り込めず、導入部分を何度か読み返したけど、100ページ目くらいからは一気に。入管が絡んできたのがちょっと興味あったかな。うちのパパりん(ミカじいじ)がそうだったので。てか、めっちゃ悪者に描かれてるんですけどね。みなさんおっしゃるように、ラストがあっけない。んで、これ別に今野さんじゃなくても、他にもっと面白く描ける作家さんいるよね。誰とは言わないけど、馳さんとかさ。2015/08/29

はつばあば

61
今野さんの小説はなんとなく落ち着く。大沢さんもそうですが弟達と同じ感覚で時代を過ごしてきたからなんでしょうね。今も昔も入管にとって日本に来る中国マフィアやフィリピーナ・麻薬に銃と頭の痛い事ばかり。かの有名な歌舞伎町で、身にヤマシイことをキッカケに入管を辞めバーテンダーになった男が女を守る。かっこいい!。それにもまして、中国武術に風水を究めるなんて!。人生が二度あるならそちらにも手を出したい。う~ん孫にでも習わせたい!。娘に即却下され「誰の子やオモテンネン!」と叱られるのがオチか・・2016/12/03

ねこまんま

33
新宿歌舞伎町の権力争い話といえば、大沢在昌か馳星周だと思っていたけどこれもなかなかイイ!風水やら拳法のアクションなんかはさすが今野敏らしいし、話の後味もいい。マフィアものが苦手な人でもこれなら受け入れやすいかも。2016/11/22

gonta19

27
2011/8/20 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。2013/5/3〜5/4今野氏の初期作品の定番、格闘技、美女、中国人、ヤクザが登場。リーダビリティは高いが、最後の締め方がちょっと残念。2013/05/04

Kento Isikumada

11
中国マフィアやらヤクザやら歌舞伎町やら。戦闘シーンの描写やたら細かいと思ったら筆者、武道家なんだと。異色すぎる!漫画化するとしたらジャンプ、マガジンよりスピリッツ。2014/10/07

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