予算は夜つくられる―相沢英之、半生を語る

予算は夜つくられる―相沢英之、半生を語る

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784774003795
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0095

内容説明

歴史は流れるが、予算は依然として夜つくられている。

目次

第1章 主計局時代の思い出(夜ふかしは避けられない;できるだけ食べること;遠藤官舎のことども;電信柱によじ登るGHQ担当官;司令部英語;査定の現場あれこれ;時代を先取りする炯眼;主計局に図書室を作る;三億円で査定局議三十時間;議論に上も下もない;人事の相談に与かる;俺も辞めるが、お前も辞めよ;総合予算主義)
第2章 予算の編成(予算編成権移管はさせぬ;予算と法律との関係;予算の修正劇;くたびれる説明聴取;しんどい査定;査定局議;査定の甘辛;経費の節減と予算の重点化;予算査定事務の合理化;予算担当者執務十戒とは)
第3章 心に残る政治家たち(魚市場を長靴で―村上天皇;社会保障と賀屋さん;小沢佐重喜代議士;篠田弘作代議士;佐藤栄作さんの思い出―真珠筏と田村元代議士/代議士誕生の由来・奥野代議士;山中貞則さんの思い出;後藤田正晴さんの思い出;鳩山さんの思い出―鳩山威一郎・由紀夫・邦夫;福田さんの思い出―福田赳夫・康夫;河野さんの思い出―河野一郎・洋平・太郎;田中角栄さんの思い出)
第4章 対談 麻生太郎氏(衆議院議員)
第5章 対談 山口信夫氏(旭化成会長・日本商工会議所名誉会頭)

著者等紹介

相沢英之[アイザワヒデユキ]
昭和17年9月、東京帝国大学法学部政治学科を卒業後、大蔵省に入省。理財局長、主計局長、事務次官を歴任。その後、昭和51年、衆議院議員選挙に初当選し、以来9回連続当選を果たす。議員在職中は法務委員長、外務委員長、金融安定会に関する特別委員長を歴任、国務大臣として経済企画庁長官や金融再生委員会委員長を務めた。また自民党内においても、総務局長、経理局長、税制調査会会長、そしてデフレ対策特命委員会委員長として活躍した。引退後も、為公会(麻生派)顧問としての活動だけでなく、84歳で弁護士登録を行い弁護士業務に従事するなど、さまざまな分野で活躍している。妻は女優の司葉子。勲一等旭日大綬章、レジオン・ドヌール勲章(フランス)など多数受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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歴史好き

1
行政学分野で少なからず参照される大蔵官僚の回顧録。本書は、取っつきやすい筆致でありながら、それでいて全体を通して著者が真面目に大蔵省や大蔵官僚の在り方を振り返る内容となっている。参照されるのも納得である。2021/01/24

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