内容説明
『週刊朝日』元編集長の怒り炸裂、辛口エッセイ。
目次
1 志は高く。目線は低く(学はあってもバカはバカ;アイデア・キラーの功罪 ほか)
2 言葉の現場に物申す(異議あり、その言葉;ラーメンにこだわるな ほか)
3 マイ・ウェイ(父への詫状;父の肖像 ほか)
4 若者たちへ…(ジベタリアンのピアス;若者たちの「プロジェクトX」 ほか)
著者等紹介
川村二郎[カワムラジロウ]
1941年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、朝日新聞社に入社。社会部を経て、『週刊朝日』編集長、企画報道編集委員を務めた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
57
タイトルに惹かれて読んだが、関する話は最初くらい。後は時代遅れのオヤジの、小言といった感じ。言語や価値観って時代と共に変化していくものだから、一々目くじら立てて怒るのもどうか?作者自身もタイトルに近い人物ではないかと思ってしまった。残念!2018/04/13
Shinchan
12
朝日新聞の記者、週刊朝日の編集長をつとめた川村二郎氏のエッセイである。この本のタイトルに惹かれて手に取ったとしたら、ちょっと拍子抜け(タイトルに関する話は8ページ)かもしれない。2012/08/27
ふう♪
2
タイトルに惹かれて読んだ。最初は共感するとこもあったけど、途中「女性ドライバー云々。。。」の章あたりから、かなりの偏りを感じ始め、最後は「やっぱり昔はよかった」的なオチ。もういいかな(*^_^*) そんな中、白洲正子さんのコメントがかなりツボでこの方の著書を読みたくなった。2013/08/31
you1
0
著者の経歴に興味を持って読んでみたが、つまらなかった。 もっと、新聞記者や雑誌編集長の経験談を知りたかった。2019/09/22
148cm
0
元朝日新聞記者、『週刊朝日』編集長の辛口コラム。 経験豊富、博学で視点鋭い筆者が上司なら、まことに頼もしそう。一献ご一緒させていただく……となったとき、口ウルサイおじさんだと敬遠するのか恐悦至極と感じるかは自身の学びや素直さ次第。 最終項『若者たちへ……』の中の大トリ、「幸せな時代の幸せな記者」は若き日に指導を受けた諸先輩方とのエピソード。流れるような文章から、名物記者たちの姿がありありと感じられ、読んでいてなんだかいい気分になった。2019/06/17