奇妙な時間が流れる島サハリン

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奇妙な時間が流れる島サハリン

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773624021
  • NDC分類 292.923
  • Cコード C0026

出版社内容情報

長い間のロシア暮らしの経験をきっかけに、著者は1992年から98年にかけて何度もサハリン(旧樺太)を訪問、その機会にサハリンに住む多くの人々(民族)と交流を重ねる。本書は、東アジアの近現代史を機軸にして、著者自身が歴史認識を深めていく過程を、悲喜こもごものエピソードをまじえて綴った紀行書。サハリンの過去と現在を知るには、好個のテキストでもある。


内容説明

「消えない昔と混沌とした今」が共存する島で生きる人々の素顔を描いた旅のエッセイ。32編の旅の思い出。

目次

奇妙な時間が流れる街
最北の町、最北の村
オハと石油と日本人
ススヤ川の向こうの世界
アニワ
日本人との出会い
イチゴとリンゴと無窮花
新米教師
豊原とエカテリーナ女帝
サハリンの日本人〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Wisteria

7
気まぐれにサハリンに降り立った著者が、サハリンでの生活や人間関係に深く馴染んで行く様子に驚かされる。今までサハリンに関する本は何冊も読んだけれど、エッセイは初めてだったのでなかなか面白かった。複雑な歴史を背負った島なので、どうしてもそんな話が多く感じられた。私としては樺太ではなくサハリンを知りたかったので、少し残念でもあった。2017/05/12

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