内容説明
生きる勇気と心安らかな人生のための哲学!暴君ネロとの緊張関係の高まりの中、勇気をもってより良く生き、死ぬために書かれた手紙。
目次
1 生き方/死に方を学ぶ哲学―第一通‐第四十一通
2 魂の癒しとしての哲学―第四十二通‐第七十三通
3 人生という悲喜劇の演じ方―第七十四通‐第九十八通
4 時代と著者のライフスタイルを象徴する文体―第九十九通‐第百二十四通
著者等紹介
セネカ[セネカ][Seneca]
一世紀ローマの政治家、銀行家、劇作家、哲学者。紀元六十年以降はすべての活動より撤退し、哲学的著作活動に集中する。65年に暴君ネロ皇帝に反逆する謀議に参加した嫌疑をかけられ、暴君ネロにより自殺命令を受け、自害する
塚谷肇[ツカタニハジメ]
静岡県出身、現在フランス在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。