内容説明
クリントン、ダイアナ。ともに異常な異性関係が取り沙汰される二人の共通項は子供の頃の家庭環境にあった。幼少期に親から受けた心の傷が、ラブ・アディクション(恋愛依存症)を引き起こしていた。自分らしく生きられない、その満たされない心が異性を求め、さらに心を傷つけていく。この悪循環に陥っているのはクリントンやダイアナばかりではない。精神科医の著者自身が克服した恋愛依存症について、症例をまじえながら解説。たび重なる異性関係に悩んだら、本書を手にしてほしい。
目次
第1章 ラブ・アディクションとはなにか
第2章 ラブ・アディクションによって起こる問題
第3章 ラブ・アディクションの背景
第4章 クリントンの場合
第5章 ダイアナの場合
第6章 セックス依存症の女たち
第7章 恋愛できない男たち
第8章 ラブ・アディクションからの回復