内容説明
近代化の中で衣食住・生活文化・都市と地方、家族形態はどう変化してきたのか。政治・経済を起因とする社会問題を、個人・家族という視点から捉え返し、生活問題を解決するための社会学を提示する。
目次
第1章 生活問題の歴史(近代化と国民生活;都市と農村の生活問題;歴史の進展;第二次世界大戦後の復興と日本経済の展開;労働者の問題)
第2章 都市化と環境問題(都市問題;農業問題;公害;都市文化と国民意識)
第3章 家族問題(世界の家族;家族と法;家族の変化;核家族化;家族のライフサイクルの変化と家族の機能;家族の形成;家族の文化;家族問題)
第4章 家族と福祉の問題(世界の福祉史;高齢者福祉;高齢者のサポート―年金、健康保険、介護保険;生活保護;児童福祉;障がい者福祉)
著者等紹介
高橋正道[タカハシマサミチ]
1974年東京都立大学大学院社会学博士課程修了。2012年女子栄養大学社会学研究室所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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