内容説明
子どもたちは、ものに触れること、ものを作ることを通して、その裏側にある原理や法則を理解し、全面発達が促されていきます。それを支える教育分野のひとつが、技術・家庭科です。本書は、70年にわたる産業教育研究連盟の“ものづくり教育の内容と方法”を集大成したもので、学校教育のみならず、家庭、社会教育のシーンで子どもにものづくりを教える際の格好の手引きになります。
目次
第1部 技術教育・家庭科教育の課題(技術・家庭科教育の変容と課題;総合技術教育と技術・家庭科教育;産業教育研究連盟の活動とその歴史)
第2部 教材と授業実践(技術・家庭科の教科内容と方法;木材加工の授業―道具を使ったものづくり;金属加工の授業―金属の性質を生かしたものづくり;機械の授業―力学の視点を生かした技術と教材;電気の授業―電気現象の理解を大切にした教材 ほか)
付録 一般陶冶総合技術学校のカリキュラム