目次
第1章 私の見たイタリア社会(太陽の国のメーデー;カルピという街;自由時間こそ人生の至福;陽気な国の共産党員たち)
第2章 地区評議会と協同組合をみる(労働組合は地域でどんな活動をしているか;相互扶助協会から生まれた協同組合;労働組合と協同組合が手をつなぐ)
第3章 イタリアの産業別組合をみる(全国中央組織は、階級的政策を実現する;産業別組合の機能と形態―公務労働者連合をみる;ストを打たない労働組合!?;労働組合は“地域”に責任をもつか?)
第4章 ナショナルセンターはどう機能しているか(CGIL第11回大会での出来事;利害調整のイニシャティヴ;年金者を組織するイニシャティヴ;社会保障・福祉の完成をめざすイニシャティヴ;失業者を組織するイニシャティヴ;ナショナルセンター選択の自由;幹部はどう育てられるか)
第5章 ナショナルセンターの新たな課題―CGILの再生(新CGILの課題;あとがきにかえて―イタリアから労働組合の原点を問う)
資料(戦後イタリア労働組合運動の略史;CGILの全国大会にむけて;地方公務員の全国労働協約;イタリアの市民運動団体)