内容説明
心理の専門家のみならず、医療や教育(特別支援教育も含めて)福祉分野などで子どもに携わる専門家の方々、保護者の方々、そして何より困っている子どもたちへ。本書は中高生以上を対象としたワークブック。
目次
認知行動療法―理論的な起源、根拠、技法
認知行動療法のプロセス
本書のあらまし
自分を大切にする
自分に優しくする
マインドフルになる
変わる準備を整える
思考、感情、行動
考え方
思考の罠
考え方を変える
中核的思いこみ
どのような気持ちになるかを理解する
感情をコントロールする
問題を解決する
よく調べる
恐怖に立ち向かう
忙しく暮らす
よい状態を保つ
著者等紹介
スタラード,ポール[スタラード,ポール] [Stallard,Paul]
バース大学のChild and Family Mental Healthの教授であり、Oxford Health NHS Foundation Trustの心理療法部門(CAMHS=Child&Adolescent Mental Health Services、子どもや若者を対象としたメンタルヘルス・サービス)のトップでもある。1980年にバーミンガムで臨床心理士の資格を得て以来、30年以上にわたって子どもや若者を対象とした臨床心理活動に携わっている。臨床面では、子どもと若者のための認知行動療法(CBT)クリニックの責任者として、子どものメンタルヘルス専門医チームを組み、治療に取り組みつづけている。また、子どもと若者に適用するCBTの開発と活用に関しては、国際的に活躍する専門家でもあり、数多くの国で訓練を行っている。研究者としての活躍も目覚ましく、その成果は、同分野の専門家から高く評価され多大な影響力をもつ数々の定期刊行物に広く発表されている。最近の研究プロジェクトとしては、抑うつと不安を対象として学校単位で行なう大規模なCBTプログラムや、子どもや若者へのeHealthの活用など
松丸未来[マツマルミキ]
1975年、東京生まれ。1998年、英国レディング大学心理学部卒業。その間、合計16年間海外生活をし、様々な文化に触れる。2001年上智大学大学院文学研究科心理学専攻修了。臨床心理士取得後、16年以上、スクールカウンセラーをしながら、産業分野での相談や東京大学大学院教育学研究科附属心理相談室臨床相談員、短期大学や大学院の非常勤講師、東京認知行動療法センターの心理士などもする。専門は子どもの認知行動療法。臨床心理士・公認心理師
下山晴彦[シモヤマハルヒコ]
1983年、東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程退学。東京大学助手、東京工業大学専任講師、東京大学助教授を経て、東京大学大学院・臨床心理学コース教授。博士(教育学:東京大学)。臨床心理士・公認心理師
浅田仁子[アサダキミコ]
静岡県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部文学科英文科卒。社団法人日本海運集会所勤務、BABEL UNIVERSITY講師を経て、翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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