目次
第1章 開発の概念とアプローチ(開発の目的と対象;地域開発アプローチの展開 ほか)
第2章 地域社会システムの構造と分析(社会システムの概念と構造;基本的社会単位としての家庭 ほか)
第3章 地域社会の変容に関わる制度と組織(開発制度と組織の理論;自成的対応モデルとしての生産組織 ほか)
第4章 地域社会開発のための意志決定の構造(多水準・多部門計画の枠組み;情報の整理と共有 ほか)
第5章 地域社会開発における計画課題の検討(調査研究の種類と特徴;文章による計画課題の表現 ほか)
著者等紹介
余語トシヒロ[ヨゴトシヒロ]
愛知県立旭丘高等学校卒業(1960年)。北海道大学農学部作物学専攻(1960~1964年)。名古屋大学農学部研究生(1964~1965年)。日本工営株式会社(1965~1973年):ガーナ、イラン、ネパール、韓国での地域開発調査事業に従事。国際連合(1973~1998年):アフリカ、アジア、南太平洋州、ラテンアメリカ諸国の研修、農村調査、開発アドバイスに従事。その間、京都大学東南アジア研究所客員研究員、九州大学大学院比較社会研究院学外教授を務める。日本福祉大学(1998~2011年):当初の9年間は通信教育部(学部)と通信制大学院(修士課程・博士課程)の創設責任者として初代の委員長・研究科長などの校務を担当、その後の3年間に東欧農村の調査研究機会を得る
重冨真一[シゲトミシンイチ]
東京都立小石川高等学校卒業(1977年)。京都大学農学部農林経済学科(1977~81年)。京都大学大学院農学研究科農林経済学専攻(1981~86年)。博士(経済学)(京都大学)。国際連合地域開発センター(UNCRD:1986年1月~6月):リサーチフェロー。アジア経済研究所(1986年7月~2015年3月):研究員。その間、タイ国チュラロンコン大学経済学部、コンケン大学農学部、タマサート大学政治学部、アメリカ合衆国カリフォルニア大学バークレイ校社会福祉学部で客員研究員を務めたほか、世界銀行のDynamics of Rural Sector Development研究プロジェクト(1998~2000年)、国際協力事業団のタイ共有地林業に係る技術指導(2000年)、国際協力銀行の中国におけるDecentralized Management of Poverty Alleviation Fund(2005~06年)に関する研究プロジェクトなどに参加。明治学院大学国際学部(2015年4月~):教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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