出版社内容情報
減量だけが行革ではない。「役所」も付加価値の高い仕事を効率よくこなさなければ生き残れない時代になった。本書は、「住民満足」を得られる組織の実現を目指し、民間の経営手法の導入ノウハウを大胆に提言する。
目 次
序 章 行政改革が目指すもの
第2章 ハイパフォーマンス・ガバメントへの変革
1 ハイパフォーマンス・ガバメントの三つのビジョン
2 効率的に顧客バリューを提供する行政機関
3 顧客バリューを追求する行政機関
4 顧客とともに成長する行政機関
5 変革のシナリオ
6 ハイパフォーマンス・ガバメントの実現に向けて
7 変革を成功させるためのポイント
第3章 行政評価-変革の道先案内人
1 行政改革はここから始まる
2 「お役所」の通信簿
3 良い通信簿、悪い通信簿
4 経営管理サイクルを回す
5 行政評価を支えるしくみ-ABC(活動基準原価計算)
第4章 eガバメント-新しい発想による顧客サービス
1 eコマースは他人事?
2 eガバメントによって何が変わるのか
3 顧客接点を改革する
4 eガバメントのカギは郵便局の活用にあり
5 セキュリティは「安全性」より「安心感」
6 求められるeガバメント・エージェンシーの設立
7 eガバメントは顧客指向を実現する
第5章 プロセス・エクセレンス-コスト削減のマジックアンサー
1 「バリューセット」を見直せ
2 プロセス・エクセレンスとは?
3 プロセス・リエンジニアリングの進め方
4 業務プロセスを見直すための三つの着眼点
5 バーチャル市町村合併
第6章 ヒューマンリソース・マネジメント---人員削減ではなく人材育成を
1 人を減らせば行革か
2 霞が関の地盤沈下
3 いま求められる、カルチャー変革
4 人事管理から人材管理へ
5 行政機関のカルチャー変革に向けた七つの施策
第7章 アウトソーシング---官民の戦略的パートナーシップ
1 単なる「業務委託」ではない
2 官民役割分担の明確化
3 仕事を全部、棚卸しする
4 公務員ごとアウトソース
5 「戦略的」パートナーシップを実現する
内容説明
公務員も「顧客満足」しよう!!「人減らし」だけが行政改革ではない。国民にとって本当に便利なサービスを、効率よく提供するための手法を豊富な事例をもとにやさしく解説。
目次
序章 行政改革が目指すもの
第2章 ハイパフォーマンス・ガバメントへの変革
第3章 行政評価―変革の道先案内人
第4章 eガバメント―新しい発想による顧客サービス
第5章 プロセス・エクセレンス―コスト削減のマジックアンサー
第6章 ヒューマンリソース・マネジメント―人員削減ではなく人材育成を
第7章 アウトソーシング―官民の戦略的パートナーシップ
著者等紹介
吉竹正樹[ヨシタケマサキ]
アンダーセンコンサルティングチェンジマネジメントグループコンサルタント。ニューヨーク大学卒。ニューヨーク大学大学院政治学修士。人材戦略、経営管理等のコンサルティング、世界の行政機関の調査/業績評価等に従事。論文に「エージェンシー制にみる英国行政改革の本質」(著書に週刊ダイヤモンド1997年9月6日号)がある
後藤浩[ゴトウヒロシ]
アンダーセンコンサルティング官公庁本部戦略グループシニアマネジャー。関西学院大学経済学部卒。国内外の大手企業、官公庁において多数のITプロジェクトに従事。現在日本の官公庁を中心に、行政の経営戦略、コスト改革、人材育成、BPR、eガバメントなどのコンサルティングを手がける
武田安正[タケダヤスマサ]
アンダーセンコンサルティング日本官公庁本部統括責任者。東京理科大学工学部経営工学科卒。中央省庁をはじめ、地方自治体およびその外郭団体などの行政機関さらには立法・司法関係機関等に対する業務改革、業績評価および電子政府等の情報化プロジェクトの責任者として多岐にわたるコンサルティングを手がける。著書に『アウトソーシングの実践と組織進化』(共著にダイヤモンド社、1996年)がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 物理学基礎実験