内容説明
詩とは何かというアリストテレスの『詩学』以来の根本命題を「詩的なるものの本質はリズム」との基本図式を提出し、ヘルダリーン、リルケ、ゲーテ、ホーフマンスタール、ベンらの作品中の言葉を実証例として挙げ「詩的なるもの」を定義づけた名著『詩的なる精神』に、『ヘルダリーン―古代と近代の間に生きる』を付す。
目次
第1部 詩的なる精神(リズム)
第2部 近代文芸学の初期ロマン派概念
第3部 ヘルダリーン―古代(アンティーケ)と近代(モデルネ)の間に生きる
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- 和書
- 人よ、花よ、 〈上〉