出版社内容情報
ワーク・ライフ・バランスを高める“組織風土”とは?
COVID-19によるパンデミックは,医療や介護に従事するいわゆるエッセンシャル・ワーカーが社会の重要なインフラであることを再認識するきっかけとなった。彼らが活き活きと働ける環境を整備することは社会の喫緊の課題である。本書では,職場での何気ないやり取りやルーティン化されたマネージメントの中に介護職のワーク・ライフ・バランスを左右するポイントのあることが論じられる。
久保真人(同志社大学政策学部教授)
目次
第1章 介護サービス分野における人材確保の問題
第2章 介護職の就業継続に影響を及ぼす要因
第3章 日本の介護職におけるワーク・ライフ・バランス
第4章 リサーチ・クエスチョンの検討
第5章 ワーク・ライフ・バランスに関わる要因の構成概念
第6章 ワーク・ライフ・バランスから就業継続意図への影響に関する質的検討
第7章 ワーク・ライフ・バランスから就業継続意図への影響に関する検証
第8章 ワーク・ライフ・バランスに支援的な職場環境を醸成するマネジメント
第9章 介護職への効果的なワーク・ライフ・バランス支援の実現に向けて
著者等紹介
大竹恵子[オオタケケイコ]
愛知県生まれ。2008年同志社大学政策学部政策学科卒業。現在、京都先端科学大学経済経営学部経営学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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