内容説明
即興ダンスで自らを他者・社会に開く。ハイデガーの存在論、メルロ=ポンティの身体運動論、オートポイエーシス(カップリング)論など、哲学的視点に基づき、身体運動を捉える。医療や療育の現場における即興ダンスセラピーの効果的な導入・実践に資する。
目次
序章 研究概要
第1章 ハイデガー哲学による即興ダンスの存在論的検討
第2章 メルロ=ポンティの身体運動論による即興ダンスの検討
第3章 オートポイエーシス論による即興ダンスの検討
第4章 即興ダンスにおける動作単位産出システム
第5章 エクササイズの多様
第6章 カップリング・システム起ち上げの方策と効果
第7章 即興ダンスの遂行による自己治癒
第8章 即興による動作産出・他者連動研究の課題
著者等紹介
鈴木信一[スズキシンイチ]
1962年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、立教大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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