内容説明
高度な技術や専門性が求められる現代社会で、私たちはどのように自分の生き方を決めていけばよいのだろうか。教養は、偏らず、調和のとれた人間を形成し、全体を俯瞰し、客観的に考える力を与えてくれる。高校生・大学生・社会人向け、現代社会を生き抜くための「人生のトリセツ」。
目次
序章 若者の未来をひらく教養と教育
第1章 コミュニケーションとしての教養
第2章 教養はいまどこに?
第3章 メディア論と知のパラダイムシフト
第4章 インターカルチャーと異文化の哲学
第5章 グローバル・エシックスとは何か
第6章 人文学とリベラルアーツのゆくえ
終章 新しい時代をひらく教養と社会
著者等紹介
寄川条路[ヨリカワジョウジ]
1961年、福岡県生まれ。ドイツ・ボーフム大学大学院修了、文学博士。明治学院大学教養教育センター教授。専門は思想文化論。日本倫理学会和辻賞、日本随筆家協会賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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