内容説明
教育学を小説de詳説!教育の理念・歴史・思想を小説形式で学べる新思考の教育学テキスト。
目次
第1部 「教育学の基礎」講義録(教育の定義と教育学の役割;教育の必要性と可能性;人間の発達・生成と人間関係;教育の場と生涯学習;家庭と幼児教育 ほか)
第2部 入門ゼミ2「教育思想史へのアプローチ」記録(教育思想史をどのように学ぶか?;読むとはどういうことか?;古代から中世;ルネサンスと宗教改革;自然と社会 ほか)
著者等紹介
相馬伸一[ソウマシンイチ]
1963年札幌生まれ。1994年筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。2000年博士(教育学)(筑波大学)。現在、佛教大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ikkoku-Kan Is Forever..!!
2
教育系の授業に「教育原論」という科目がある。文科省のカリキュラムをみると、どうやら教育学の歴史(教育思想史)を学ぶらしい。その流れで必ず出てくるのがコメニウスという人で、教育について色々工夫をした人だとか。その工夫の一つに教科書の斬新さがあるらしく、筆者は、そのコメニウスに習って斬新な教科書を考案したようである。ところが、逆に読みづらいし、理解しづらいし、いい迷惑な一冊。教育の難しさをあえて自己矛盾のうちに表現しているのだとすれば、逆に凄いとは思うけど…。2020/01/03