目次
序 トマス・アクィナスにおける法と正義
第1部 神的共同体とペルソナ
第2部 神的共同体と自然法
第3部 神的共同体と正義
第4部 神的共同体における連帯性
結論 共同体の可能性
著者等紹介
佐々木亘[ササキワタル]
1957年、北海道に生まれる。函館ラ・サール高校、南山大学を経て、同大学院博士課程修了。Sacrae Theologiae Licentiatus(教皇庁認可神学部神学修士)、京都大学博士(文学)、神戸大学博士(経済学)、南山大学博士(宗教思想)。日本学術振興会特別研究員、鹿児島純心女子短期大学講師、助教授を経て、同短大教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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paumi
8
たった237ページで5400円というバカ高い本。しかし、私の推しのトマス・アクィナス、そして普段から興味を持っている法と正義―、買わずにはいられなかった。パラパラめくってみた時の印象は「なんだ、簡単そうじゃん!」しかし、いざ読んでみるとこれが想像以上に難解。しかし収穫がなかったわけではなく、これから神学や経済や法の本を読んでいく上で役に立ちそうな知識を取り入れることができた。人間の自由と主権は神を根拠としてある、という思想は興味深く、是非他の本を読んでそのような思想に至ったかを調べていきたいと思った。2020/11/28
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