内容説明
絵本の物語は人間心理に深く根ざしていて、人を支え豊かにしてくれる。発達心理学と教育心理学を1冊にまとめ、専門的な内容をやさしく解説。人の発達と家族や社会のなかでの人の成長・学習について、絵本とコラムを挟み込みながらたのしく学ぶ。絵本の可能性と人の心の不思議、生きる力を考える。専門的な内容をわかりやすくやさしく学べるテキスト。
目次
序章 人間の発達と教育の心理
第1部 絵本とともに学ぶ人間の発達(発達の仕組みと様相;胎児期から新生児期の発達;乳児期の発達;幼児期の発達;児童期を生きる;思春期・青年期の発達;成人期の発達;高齢期(老年期)の発達)
第2部 絵本とともに学ぶ教育の心理(学習の仕組み;やる気を育てる教育;子どもを取り巻く人々との関わり;子どものコミュニケーション;子どもの遊び;子どもの社会的認知と社会的行動;個人差の理解)
著者等紹介
増田梨花[マスダリカ]
福岡大学大学院人文科学研究科博士課程後期教育・臨床心理専攻修了。博士(臨床心理学)。現職:立命館大学大学院応用人間科学研究科教授・臨床心理士。カウンセリングルーム ブロッサム代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りょうみや
16
発達心理学と教育心理学だけでなく絵本も併せて一冊にしてしまった本。教科書的な記述だが全体的に分かりやすい。だが、発達心理と教育心理は完全に分かれており、絵本についてはコラム的にこの章に相当する子供の発達に合う絵本にこのようなものがあると紹介程度にすぎない。もう少し融合されたような内容を期待していた。2019/08/31
こちむ
1
図書館本。 途中までしか読めなかったけれど、網羅してよくまとめてあると思う。発達心理学の復習にもなる。 購入しようと思ったらまあまあの金額だった。笑2022/08/07
シチミ
0
発達心理学の本として、乳幼児のパートを読んだ。コンパクトにまとめてあって良かった 。2021/04/25