内容説明
財政問題を考える際に「道具」となる、基本的な理論を平易に解説するとともに、実際の制度についても分かりやすく紹介。その上で、経済・財政問題の解決にあたって近年大きく注目されている市民や地域コミュニティの持つ力の重要性や、政府の行う政策に対する評価、環境問題への対処や規制緩和、社会保障制度のあり方といった今日的なテーマについても幅広く取り上げている。
目次
政府の役割
日本の財政
公共財
外部性
自然独占
情報の非対称性と不確実性
税の理論
税制度
経済安定化政策
公債
社会保険
社会福祉と公的扶助
地方財政
政策評価
著者等紹介
伊多波良雄[イタバヨシオ]
同志社大学大学院経済学研究科単位取得満期退学。博士(経済学)。現在、同志社大学経済学部教授
塩津ゆりか[シオズユリカ]
同志社大学大学院経済学研究科単位取得満期退学。博士(経済学)。現在、同志社大学・大阪商業大学・京都学園大学非常勤講師
原田禎夫[ハラダサダオ]
同志社大学大学院経済学研究科単位取得満期退学。博士(経済学)。現在、大阪商業大学経済学部准教授。特定非営利活動法人プロジェクト保津川副代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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