内容説明
満州事変勃発を契機に沸き起こった満州建国運動は軍・官・民が三位一体となり、あらゆる人々の叡知を集め、物量を盗じ、財源を集中投下した。そのため狼、虎が跳躍、野党集団のような軍閥が跋扈する原野にわずか数十年で先進国に比肩する超近代的都市国家が出現し、三一〇〇万満州国民は文化的都市生活を享受した。
目次
第1部 満州でもっとも暑い夏
第2部 満州でもっとも憂鬱な日
著者等紹介
岡村青[オカムラアオ]
1949年、茨城県生まれ。ノンフィクション・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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