予科練の戦争―戦争を生き抜いた元少年航空兵たちの証言

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769816195
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

わずか一五、六歳で海軍に志願、航空機搭乗員の主力として戦い、戦争末期には特攻要員とされた予科練出身者たち。潜水艦搭載水上機での隠密偵察や本土防空戦に活躍した第一期生、海軍最年少の実戦部隊陸攻パイロット、そして翼を奪われた肉弾特攻隊員。奇しくも生き残った三人の予科練出身者の苛烈な戦争体験!

目次

雷電の空―予科練一期/海軍大尉・伊藤進(我々の世代のこと;パイロットを目指して;予科練 ほか)
一七歳の陸攻パイロット―甲飛一二期/海軍一等飛行兵曹・青井潔(予科練入隊までのこと;飛練のはじまり;三一空のこと ほか)
翼を奪われ陸戦特攻隊へ―甲飛一四期/海軍二等飛行兵曹・戸張礼記(開戦と父の死;予科練志願;予科練の日々 ほか)

著者等紹介

久山忍[ヒサヤマシノブ]
昭和36年生まれ。平成19年、硫黄島戦の生き残り兵士である大曲覚氏(海軍大尉)と出会い、その証言の記録を『英雄なき島』として出版。戦場体験者の証言や手記をもとに多くの昭和戦記を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おい

1
元予科練の方の証言が丁寧にまとめられている。どの証言も文量があり、当時の状況がよくわかる。あとがきも論理的に記されており、分かりやすい。 ★★★★2021/11/24

teitowoaruku

1
陰惨な罰直制度に驚かされた。知性のかけらも感じさせないこの制裁は、絶対的弱者に対してのみ行われる卑怯なふるまいだった。弱い相手にしか強く出れない組織だったからこそ敗れたのではと思ってしまう。2021/03/06

ごいんきょ

0
空に憧れた少年達。その夢は悪夢になってしまったのでしょうね。2016/12/02

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