ハンセン病家族訴訟―裁きへの社会学的関与

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ハンセン病家族訴訟―裁きへの社会学的関与

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  • サイズ 46判/ページ数 294p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866860305
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C3036

内容説明

2016年初春、ハンセン病家族568名の熊本地方裁判所への提訴。原告の大半が匿名なのはなぜか―ハンセン病家族たちの人生物語の聞き取りを重ねた著者たちが明かす社会的差別の実相。いま私たちに問われていることは、差別が自分たちの地域で起きていること、そして、ハンセン病家族であることを隠さなくてよい社会をいかにつくるかにある。

目次

1 被害論―ハンセン病家族訴訟「意見書」(差別の存在―「家族」にむけられた排除・蔑視と隔離政策;差別の影響(1)―マイノリティ側の“心理的負荷”“生き方の選択肢の制限” ほか)
2 証拠論―ハンセン病家族訴訟「証人尋問」(主尋問;反対尋問―共通被害はあるか ほか)
3 責任論―ハンセン病家族訴訟「意見書」(文体の問題、もしくは一つのエクスキューズ;「加害集団」という用語法の妥当性 ほか)
4 支援論―ハンセン病家族訴訟にかかわって(家族訴訟の争点―社会的差別と偏見を明かす;判決―“画期的な部分”と“不満な部分” ほか)

著者等紹介

黒坂愛衣[クロサカアイ]
1977年生まれ。埼玉大学大学院文化科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。東北学院大学教授。「ハンセン病に係る偏見差別の解消のための施策検討会」委員(2021年7月~2023年3月)

福岡安則[フクオカヤスノリ]
1947年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得済退学。博士(社会学)。埼玉大学名誉教授。「ハンセン病問題に関する検証会議」検討会委員(2003年4月~2005年3月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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