出版社内容情報
なかよしの女の子オンネリとアンネリは、ひょんなことから二人だけのおうちに住むことになりました。フィンランド生まれの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アクビちゃん@新潮部😻
63
【図書館】MOE 2019年7月号 大人のための海外児童文学に掲載されていた1冊。児童書なので、サラサラ〜と、かわいい世界を堪能するだけだと思いきや、違うのです❣「しあわせって、どんなこと?」とオンネリちゃんが聞きます。みんな、それぞれの幸せだと思う事を語り出します。私は?!と、考えてた時に、最近の悩み事がなくなってしまいました〜(笑)読友さん情報により、映画化されている事が発覚♡ みたーい! その前に「オンネリとアンネリの冬」も読みたい(*˘︶˘*).。.:*♡ 2019/10/29
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
46
絵もストーリーも可愛いお話でした。子供だけで住む素敵な一軒家。部屋の中の様子を脳内で想像するだけでワクワク。オンネリとアンネリの家族はそれぞれ複雑だけど、二人の周囲の人達が素敵な人なのもいい。「オンネリとアンネリの冬」も読みたいし、映画化されているようなのでそちらも観たいです。2022/01/27
リコリス
42
大好きな映画「オンネリとアンネリ」の児童書。「新しい部屋をみるたびに私たちは夢中になったけど…入り口に立ち止まって、2人の小さな寝室にみとれていました」「白い小さなナイトテーブル、ボンボンがいっぱいついたうすい水色の目の荒いテーブルがけ、ベッドカバーとカーテンは真っ白でかるーいの」どの部屋の説明もときめいてうっとりしてしまう♡とてもかわいい2人の会話や笑顔が浮かんで楽しい♡バラの木夫人が図書室みたいなうちを作ってしまったら私のところにぜひ来て欲しい♬2020/07/05
南北
29
フィンランドの児童文学です。フィンランドの映画なんて珍しいと思って見に行ったら、原作も買うことになってしまいました。それぞれの事情で親から放置されている仲良しの二人の女の子が自分たちの家を手に入れて、その後ちょっとした事件が起きるというお話ですが、映画と原作は少し違っていますので、映画を見た人は原作も読んでほしいと思います。2018/11/24
sui
26
本の花束にて購入。オンネリとアンネリは親友同士。不仲な両親の間で、大家族の中で、それぞれに孤独を感じている二人はある日、手紙の添えられた封筒を拾います。「正直な拾い主さんに差し上げます」・・・。女の子なら夢見てしまうようなお話。ファンタジーもいいけれど、「こんな事本当に起きるかも!」とリアルに想像出来てしまうところが楽しい!幸せの本当の意味を一番考えることが出来たのは、もしかしたらアンネリのお母さんかも知れないね。2016/09/20