内容説明
「断然アジアである」と、ある日そう確信するに至ったランクル大王は、私財をなげうってアジアの南へ旅立ったのである。欧米でもない、日本でもない、アジアの南に隠されている、僕たちの未来を探しに、ランクル大王はアジアの南を駆け巡る。―ハッピーで、ちょっぴりセンチメンタルな、心に迫る感動のフォト・エッセイ。
目次
スリランカ(オー・マイ・ブッダ!;ノープロブレムで運転手は交代し、なんでもありの道 ほか)
バリ、ロンボク(世の中どうなるか分からない;すべてはまるく収まるのだ ほか)
フィリピン(ジャパユキさんのバッグにはボンカレーが;存在する個人の数だけ真実はある ほか)
インド(韓国直輸入のキムチで用意万端;大男のドライバー・シン坊は「デヘヘ」と笑った ほか)
タイ(岡本君はゴムゾウリをペタペタいわせて来た;仏具屋さんでカサを買った ほか)
マレーシア(インタンは待っていた;二年前の記憶は… ほか)