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内容説明
本書は、中低圧法ポリエチレンを中心に書かれているが、必ずしも専門分野におけるアカデミックな、あるいは技術論の詳細を説いたものではないし、また技術総説を目指したものでもない。技術革新がどのように進んできたかを概説し、同時に、大学での基礎研究と工業化に当たっての研究開発との相違のようなものを汲み取っていただくことを目的としたものである。
目次
序論(触媒と製造プロセスの進歩がもたらした材料設計技術の広がり―Innovationの波はどのように起こってきたか)
基礎編 ポリエチレンの構造・物性と重合触媒(ポリエチレンの特徴;触媒と重合反応の基礎)
開発編 触媒・プロセスの進歩と材料の革新(高密度ポリエチレン(HDPE)の製造技術とその進歩
直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)の製造技術とその進歩 ほか)
展開編 ポリエチレン材料の革新に向けて(ポストメタロセン触媒への流れと新材料研究;構造・物性研究の進歩と開発研究への貢献 ほか)