内容説明
“ミッション解析と軌道設計”とは、人工衛星や惑星探査機に課せられたミッション(任務)の内容分析と、それに基づく適切な軌道の選択・設計を意味する。本書では、この基礎となる部分を詳細に述べている。
目次
二体問題と多体問題
ケプラー運動
初期値による軌道生成―ケプラー問題
境界値による軌道生成―ランベルト問題
軌道遷移とランデブー
座標系と時刻系
軌道決定
ロケットの飛翔運動
惑星間飛行の軌道計画
摂動論
人工衛星の運動
人工衛星ミッションの軌道設計
三体問題とラグランジュ点ミッション
低推力推進系による軌道計画
著者等紹介
半揚稔雄[ハンヨウトシオ]
1947年生まれ。東京大学大学院工学系研究科航空学専門課程博士課程修了。工学博士。防衛大学校、東京大学宇宙航空研究所および改組後の文部省宇宙科学研究所などで、惑星間飛行の軌道設計に関する研究を手掛ける。現在、電気通信大学、成蹊大学、明治大学、神奈川大学の各非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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