ポリヴェーガル理論入門―心身に変革をおこす「安全」と「絆」

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ポリヴェーガル理論入門―心身に変革をおこす「安全」と「絆」

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  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393365540
  • NDC分類 491.37
  • Cコード C0011

出版社内容情報

副交感神経の二つの神経枝とトラウマや発達障害などの発現メカニズムとの関連を解明、新しいアプローチ法を提唱。画期的理論初邦訳。常識を覆す画期的理論、初の邦訳。哺乳類における副交感神経の二つの神経枝とトラウマやPTSD、発達障害などの発現メカニズムの関連を解明し、治療への新しいアプローチを拓く。「安全である」と感じることが社会行動、生理学的状態に及ぼす重要性とは。

ステファン・W・ポージェス[ステファンポージェス]
著・文・その他

花丘 ちぐさ[ハナオカチグサ]
翻訳

目次

第1章 「安全である」と感じることの神経生物学
第2章 ポリヴェーガル理論とトラウマの治療
第3章 自己調整と社会交流システム
第4章 トラウマが脳、身体および行動に及ぼす影響
第5章 安全の合図、健康および「ポリヴェーガル理論」
第6章 トラウマ・セラピーの今後 ポリヴェーガル的な視点から
第7章 心理療法に関するソマティックな視点

著者等紹介

ポージェス,ステファン・W.[ポージェス,ステファンW.] [Porges,Stephen W.]
イリノイ大学名誉教授、メリーランド大学名誉教授、ノースカロライナ大学精神医学教授を歴任。インディアナ大学付属キンゼー研究所トラウマ研究センター所長。インディアナ大学名誉研究者(Distinguished University Scientist)。心理生理学学会会長、行動脳科学学会連盟会長を務め、国立精神衛生科学研究開発賞受賞。麻酔学、生物医学工学、救命救急医学、人間工学、運動生理学、老年学、神経学、神経科学、産科学、小児医学、精神医学、心理学、心理測定学、宇宙医学、薬物乱用などの分野で、250本以上の論文が査読を経て発表されている

花丘ちぐさ[ハナオカチグサ]
Chigusa Theresa Hanaoka。ソマティック・エクスペリエンシング・プラクティショナー、SEP。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、米国ミシガン州立大学大学院人類学専攻修士課程修了、桜美林大学大学院心理学研究科健康心理学専攻修士課程修了。社団法人日本健康心理学会公認専門健康心理士。A級同時通訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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わん子

20
トラウマ治療、自閉症や発達障害の社会適応に役立つ理論を、いくつかのインタビューを通して紹介。別のイベントで聞いた、発達障害はKYでなくむしろ逆、空気読みすぎていつもヘトヘトという話と併せると、逃走/闘争反応(可動化としての落ち着きのなさ、話しかけても無反応)も納得がいく。中耳筋の緊張による聴覚過敏(低周波の雑音に悩まされ人の声が聞き取りにくい)を和らげ静かな環境の提供で改善が見込まれる。トラウマ反応を悪として捉えずまともな反応をしたと自分を褒めるよう促す。精神を病む人を励まし並走する優れた神経生理学理論。2024/03/17

木麻黄

12
入門編にしてこれほど既成の概念を揺さぶる力があるのですから、本当に度肝を抜かれます。特に自閉症者の感覚を説明する件は、これまで説かれたどの理論よりも具体的であるが故に、とてもわかりやすかったです。トラウマセラピーの臨床家達が、一早く治療論に結び付けたのもむべなるかなです。怒りっぽい人、自称コミュ障の人、孤独な人…には、是非一読を勧めたいです。社会的交流に苦手意識を持つ人程、この理論の理解が速いでしょう。ほ乳類であることの特性から、いかに神経基盤が整理されてきたかが、驚くべき展開をもって語られます。2019/04/24

木麻黄

10
満を持しての二読目です。この間、類書と自律神経系、免疫系の基本書にも目を通しました。前回は、このとんでもない知見に度肝を抜かれて終わってしまいましたが、今回は用語解説も含めて精読し、理解できたところ、知識として足りていないところが、ある程度整理できたように思います。今世紀は間違いなく、トラウマ探求の世紀となり、トラウマをどう乗り越えるのかという観点で、人類の英知が試されるのではないでしょうか。公衆衛生は、感染症の統御のみにとどまらず、トラウマの社会伝播、世代間伝播にも目が向けられるべきだと思います。2020/05/14

たらこ

8
とうとう読んだ。身体が生き延びようとした、というメッセージは、確かにクライエントに入るかもしれない。もう少し勉強しよう。2021/03/08

ひろか

8
待望の一冊。対談形式となっていて、読みやすいが、内容は重複が多いかな2018/11/25

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