出版社内容情報
「訴訟は、生きる力を回復するための権力や権威にあらがう実践である」。
弁護士として30年以上、非正規格差、労働組合弾圧、政教分離などの訴訟などに携わってきた著者が、担当した訴訟のなかから13の判決を取り上げ、自身の体験も交えながら、判決に至る過程や関与した人々の苦闘や思想に迫る。
第一部は最高裁で弁論期日が開かれた労働格差是正への判例法理を形成するハマキョウレックス事件や、政教分離にかかわる空知太神社事件最高裁判決など。第二部は、花岡中国人強制連行など戦争にまつわる事件など。第三部は、労働組合をめぐる判決などを取り上げる。(発行=白澤社/発売=現代書館)
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