目次
1 リブとはなにか
2 個人史
3 出会いへの模索
4 子殺しの女とリブ
5 新左翼とリブ
6 資料
著者等紹介
田中美津[タナカミツ]
1943年、東京都本郷生まれ。70年代初頭に巻き起こったウーマンリブ運動の中心的存在。75年にメキシコで開かれた国際婦人年世界会議を機にかの地に渡り、4年半暮らす。その間未婚で一子を生む。「人はからだ」と悟り、帰国後「東洋鍼灸専門学校」に学ぶ。82年、治療院「れらはるせ」開設。以来「からだは心で、心はからだ」という視点から、治療の傍ら、朝日カルチャーセンターなどでイメージトレーニング等を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
60
【逸脱こそがわがいのち。“私という輝き”のいのちである】再読。「100年経っても美しい」との評価がある、ウーマンリブ先導者の代表作の新装版。初版は1972年で、こちらは2001年刊。<幸せは結婚にある、という神話が崩れた時代に、従来通りの女の生き方を自分に強制し、そしてしきれるハズもなかったそのムリが、その空虚がいま娘たちを飲み込もうとしている!見ればわかるもの。お母さんのような不幸を生きたくないという想いが、娘たちを成熟拒否へ/摂食障害の“病い”を彼女たちの“健全さ”の表れとして語ることもできる>と。⇒2025/12/04
nbhd
23
「不埒がいのち」っていう言葉がステキだった。本に感電すると、感電したことだけが記憶に残って、本の中身が全く残っていないことがあって、これはそういう本だった。今年になって、男性学からフェミニズム周辺を学ぶ機会がなければ、出会わなかった本だろう。70年代にウーマンリブ運動をしていた著者の田中美津さんは「とり乱し」「出会う」ことを訴えた。「とり乱し」は、“建前と本音のあいだでアワアワすること”だと言い換えてもよいかなと思う。2021/04/08
kenitirokikuti
8
「便所からの解放」未読だったので。〈女は自分自身の<アンポ体制>と出会う。〉レーニン「他民族を抑圧する民族に自由はない」。〈黒人が、「ブラックイズビューティフル」と叫んだ必然を、「女の非論理こそビューティフル」の叫びは持っている。〉"連帯を求めて孤立を恐れず"に対して〈わかってもらおうと思うは乞食の心〉。男にとって、女は「母性のやさしさ、結婚の対象」か、「性欲処理機=便所、遊びの対象」か。一夫一妻制度が性を卑しめ、性と精神を分離させる意識構造。2019/05/12
午前の紅茶
5
田中美津のことばに出会えてよかった。ここ最近読んだ本の中で一番衝撃を受けている。2022/10/25
saiikitogohu
2
【男にとって女とは母性のやさしさ=母か、性欲処理器=便所か、という二つのイメージに分かれる存在としてある…結婚の対象か遊びの対象か、という風に】13【自分のなかの「男」を意識したことなどない、という男が多くいて、その度ごとにあたしは心底驚く】33【男が社会と女に向けての、その二股かけた存在証明の道を持ちえているということは、男の自己肯定が二重の安全弁を持っているということに他ならない】44【取り乱すとは、存在そのものが語る本音であって、それがときどきの最も確かな本音なのだ。…自分の取り乱しと出会う】562022/07/24
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