内容説明
映画に憑かれて半世紀。その映画評論人生から、現在の映画の楽しさ、面白さ、魅力を存分に語る。
目次
第1部 映画館の映画(あの夏、いちばん静かな海;パルプ・フィクション;平成狸合戦ぽんぽこ;絵の中のぼくの村;Love Letter ほか)
第2部 映画祭、自主上映、フィルムセンターの映画、他(丸根賛太郎と千葉泰樹;清水宏の「母のおもかげ」;軍国時代の忘れられたB級日本映画;戦後日本の記録映画;フレデリック・ワイズマンの記録映画 ほか)
著者等紹介
佐藤忠男[サトウタダオ]
1930年新潟市生まれ。52年新潟市立工業高等学校卒業。国鉄、電信電話公社勤務のかたわら映画評論を書きはじめ、54年『思想の科学』に「仁侠について」を発表。56年『日本の映画』でキネマ旬報賞受賞。57年に上京、『映画評論』『思想の科学』の編集長を務め、62年以降フリーとなる。著書は約一四〇冊。主なものに、毎日出版文化賞受賞の『日本映画史』全四巻(岩波書店)などがある。また、73年より久子夫人とともに個人雑誌『映画史研究』を刊行している。86年山路ふみ子映画文化賞、89年夫妻で川喜多賞を受賞する。96年より、日本映画学校校長
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