内容説明
春日局に縁ある稲葉家が治めた畿内の要衝・淀。淀川に浮かぶ「京近き名城」に秘められた物語。
目次
第1章 淀藩の成立―幕府による畿内支配の要地に家門・譜代の大名が次々と入封する。
第2章 稲葉家の淀入封とその治世―稲葉正成と春日局を祖とする稲葉家が享保八年に入封し、以後、幕末まで続く。
第3章 淀藩稲葉家の統治機構―様々な役職が設置され、藩の政治・財政が安定的に運営されるようになる。
第4章 藩士・領民の暮らし―藩士や町人、村人など淀藩領に住む人々の暮らしが、いきいきとよみがえる。
第5章 幕末の動乱と淀藩―幕末の動乱のなかで、譜代の名門として難しい選択を迫られる。
別章 お殿様が語る淀藩―稲葉家ゆかりの人々への想いを、十九代当主稲葉正輝氏に聞く。
著者等紹介
常松隆嗣[ツネマツタカシ]
1970年、大阪府枚方市生まれ。関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、博士(文学)。歴史研究者。専門は近世史で、関西大学・大阪商業大学などにおいて日本史関連の講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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