内容説明
あの日、あの空の下で起こったことを忘れないために―殺さない、殺させない社会を生きていくために―東京２３区エリアマップ＆証言者・人名索引付！
目次
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場所不明
著者等紹介
西崎雅夫［ニシザキマサオ］
１９５９年、東京都足立区生まれ。明治大学在学中、「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し慰霊する会」（のちに「追悼する会」と改称）発足に参加（事務局・文献史料班・発掘準備班に所属）。１９８４年より、足立区・江東区・江戸川区で中学校教諭として勤務のかたわら、１９９３年、社会教育団体「グループほうせんか」設立時、代表世話人となる。２０１０年、「一般社団法人ほうせんか」設立。現在理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ケイトKATE
30
関東大震災後に東京都内で起きた朝鮮人虐殺についての証言を有名、無名問わず集めた力作。証言から共通しているのが、”地震後に朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだ”、”朝鮮人が暴動を起こして放火略奪をしている”といった流言飛語が飛び交い、軍隊、警察、自警団や民衆が朝鮮人を襲い殺していった。虐殺の内容はリンチ、斬首、串刺し、妊婦の腹を裂くなど残忍極まりないものであった。繰り返しになってしまうが、本当におぞましく恥ずべき行為である。負の歴史を直視することは苦しい。しかし、数多くの証言が残っているからこそ知る必要がある。2023/11/06
かふ
20
図書館の新刊本コーナーにあったので借りてきた。東京都の1100人の証言が出ていたが神奈川はないんだな。横浜はさらに悲惨だったと書いてあったが。証言よりも小学生の作文の改ざんが酷い。国会図書館には原本があるが公認されておらず、各市町村の図書館にあるのは改ざんされ、公認されているのだった。改ざんとか隠蔽ばかりだな。この国は。2024/02/18
水海 瞬
3
現在の東京23区を中心とした関東大震災後の虐殺についての証言集。 巻末の戦前の出版物「子供の震災記」の改ざん前後の比較も興味深い。2021/03/07
