内容説明
大飢饉や御手伝普請で財政窮迫なれど、赤子生育法・不作赦免法の福祉政策にも取り組む。
目次
プロローグ 二本松藩の特徴
第1章 二本松藩の成立―秀吉の奥羽仕置から何度か領主が替わったが、丹羽氏入部で安定。
第2章 諸産業の展開―奥州街道の宿場が栄え、農村では生産力向上の努力が続く。
第3章 藩体制の動揺と藩政改革―財政窮迫するも、赤子生育制度など福祉政策にも取り組んだ。
第4章 藩体制の崩壊―奥羽越列藩同盟に加盟、少年隊の悲劇もあったが義を通した。
エピローグ 明治・大正期の安達郡と安績郡
著者等紹介
糠澤章雄[ヌカザワアヤオ]
1935年生まれ。福島県安達郡本宮町(現本宮市)出身。1957年、福島大学学芸学部卒業。県立高校教諭を務め、1990年退職。この間、福島県史編纂室に2年間出向し、その後、福島県内各地の市町村史編纂に携わる。1990年4月より本宮町史編纂室に勤務、2003年10月『本宮町史』12巻・別冊1巻を完成し退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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