出版社内容情報
今やデジタル一眼カメラでも妥協しなければ映画館で上映できるクオリティで制作できるようになりました。小説家が小説を書き、画家が絵を描くように、映画作家は映画を作れるようになったといえます。海外で数々の受賞歴を持つ映画監督・ふるいちやすし氏が、インディペンデント映画制作のための機材選び、使いこなし、演出方法のノウハウを指南します。
目次
序章 Prologue―絵描きが絵を描くように、小説家が小説を書くように、映画作家が個人で映画を撮れる時代がやってきた
第1章 Equipments―カメラの設定とレンズ選びで作品に相応しいトーンを作り出す。手足のように使えるようにトレーニングすること
第2章 Pre‐production―シナリオハンティングとロケーションハンティング、パイロット版の制作から俳優の選定と稽古まで
第3章 Production―香盤表や絵コンテを活用して現場をスムーズに進行。実際に作成した3つの短編の事例を紹介する
第4章 Post‐production―テーマにこだわって自分で編集すること。音楽もできればオリジナルで丁寧にサウンドトラックを作る
最終章 Epilogue―商業映画を目指すのではなく上質な日本映画を新たに生み出す
著者等紹介
ふるいちやすし[フルイチヤスシ]
脚本、監督、撮影、編集、音楽をひとりでこなす映画作家。モナコ国際映画祭:最優秀撮影監督、脚本、音楽、アートフィルム賞。ロンドンフィルムメーカー国際映画祭:最優秀監督賞。アジア国際映画祭:最優秀監督賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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