出版社内容情報
ベイカー・ストリート・イレギュラーズ(BSI)シリーズ開始!!
19世紀末、ロンドン。ロンドン警視庁も頼りにする名探偵シャーロック・ホームズの武器は、聡明な頭脳とベイカー街少年探偵団。少年探偵団は器用な手先や変装など、特技を駆使し、難事件に挑むホームズと謎を解く!!
内容説明
ロンドン警視庁も頼りにする名探偵シャーロック・ホームズの武器は、聡明な頭脳とベイカー街少年探偵団!器用な手先や変装などそれぞれの特技を駆使し、少年たちは難事件に挑むホームズを助けていく。名探偵を目指して修業中のリアムは、世間をにぎわす怪盗・黒薔薇の賊を捕まえようと挑戦するが…。ワトスンやレストレイド警部に、アイリーン・アドラーやあの“教授”も登場?21世紀のホームズ譚、BSIシリーズ開始。
著者等紹介
真瀬もと[マナセモト]
1999年、本来敵役のモリアーティ教授を主役に据えたホームズ物のパスティーシュ『シャーロキアン・クロニクルエキセントリック・ゲーム』で、新書館「ウィングス小説大賞」を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nins
58
BSIシリーズ第1弾。軽く読めて楽しいホームズの少年探偵団もの。ホームズの手足となって情報を集める少年達の組織「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」。組織のメンバーで腕利きの掏摸だったリアムを主人公に物語が進んでいく。ホームズものらしく所々で登場する人物達。アイリーン・アドラーや教授の存在など出てくるだけでテンションが上がる。街を駆け抜ける少年達。ホームズの推理がオマケに感じるくらい。リアムの成長が見どころ。エドワードなど謎の人物や伏線も残しつつ。次はアーンズワース城の殺人の謎!2012/12/18
ブックマスター
32
中学の頃、すなわち5~6年位前に図書館で単行本の方を読んだのを覚えていて、文庫で見かけた時は、「おお!この本は…!文庫化したのか!」とテンション上がりました(笑)でも、懐かしい…と思った割には内容全然覚えてなくて、ほぼ初見な感じでした。唯一記憶にあったのがリアムくんとお父さんの絆。子供心に好きでした。ホームズも自分のイメージ通りに格好いい。単行本読んだ当時は続き出なくて落胆してたけど、今読めるので嬉しい。次巻はイレギュラーズにもっと活躍して欲しいですね。そしてエドワードって、もしかして…?2015/01/31
ハゲおやじ
24
初めての作家。表紙を見ていると軽目の内容で私向きかな?と思ったが違った。描写が割と緻密で昔のロンドンが描かれている(と思う。だって、私は行った事ないし…)。洋書?が苦手な私は、出てくる人の名前にクラクラして、イマイチ話が頭に入って来なかった。ワトソンやハドソンじゃダメなのかなぁ(ワトスン、ハドスンって所で一段と私には厳しい状況に…)。まさかの「Ⅱ巻に続く」には驚いた。次、どうしようかなぁ。2021/09/16
ぽま
21
海外パスティーシュよりもキャラクターの掘り下げ方が細かい。煙に巻くような書き方が少々ラノベ的と言えなくもないが、ミステリとしては及第点。イレギュラーズものの作品ではホームズが添え物的なポジションに陥ることが少なくないが、この作品では彼自身が正典ばりに探偵役を務めている(おかげで若干、イレギュラーズの存在を彼が食ってしまっているが)。アイリーンが「教授」の手先であったりする辺りはガイ・リッチー版映画を彷彿させるが、こちらでの二人にはあの手の甘さは微塵も無い。正典キャラクターのちりばめ方も巧く、次巻にも期待。2012/09/24
ぶーちゃ
18
後輩に進められて読みました。 大好きなワトソン先生が全然出てこないのは結構残念だったけど イレギュラーズの子達可愛い(*´∀`*) 終わり方めっちゃ気になるじゃーん゚(゚´Д`゚)゚ 今日続編買いに行こー(*´∀`*)b2012/11/02
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