- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(海外)
内容説明
本書はアジアの生活文化を探究する仲間が、長年のフィールドワークの経験に基づき、食文化について文化的解釈を行ったものである。特に、「食」を中心にしてアジア諸民族の生活様式を、異文化の文脈で理解し意義づけている。食習慣はそれぞれの民族の伝統から培われている。すなわち文化的価値観に基づいて、食に関する観念や食行動が創造されたり、居住する自然環境に規定されて食習慣はできている。それゆえ、著者達は文化的、環境論的立場を考慮しながら、多様で多元的なアジア食文化について探究してみた。
目次
第1章 儀礼の食・日常の食
第2章 食のシンボリズム
第3章 家庭調理の方法
第4章 食事の作法
第5章 嗜好品
第6章 フィールド・ノート
著者等紹介
小幡壮[オバタソウ]
静岡県立大学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。