内容説明
「解剖生理学実験」は、今までの「栄養生理学実験」から発展的に生まれた実験科目である。その対象としては、すべての生命現象ということになるのであろうが、とうてい物理的に無理である。栄養士・管理栄養士としての職域を考えれば、おおげさな実験設備を要さなくとも、生命現象を理解する端緒をつかみ、その方法を理解し、これを栄養およびエネルギー消費の面から展開でき得る基礎を培えば可とすべきである。この考えのもとに、本書を構成・編集した。
目次
1 血液に関する実験
2 循環に関する実験
3 呼吸に関する実験
4 エネルギー代謝に関する実験
5 消化に関する実験
6 排泄に関する実験
7 身体測定に関する実験
8 感覚に関する実験
9 体温に関する実験
10 ラットの解剖