出版社内容情報
『第4版 臨床薬物動態学』(2019年刊行)の改訂版。
薬物動態学を適正な薬物治療や合理的な新薬開発などに役立てるには、理論と実務の橋渡しをする手法が求められる。本書では、薬物動態の基本パラメータから血中薬物非結合形濃度の変化を推定する手法を解説。血中薬物濃度の頻回の測定も解析ソフトも必要とせずに様々な薬物の体内動態の特徴を把握できるようになることを目標とした。
理論の基礎からベッドサイドでの具体的な適用例までをコンパクトにまとめてあり、薬物動態学への理解を深めるのに最適な教科書である。
本書の特典として、国内で臨床的に利用可能な薬物に関する情報や便利なツールをwebサイト上で公開している。
・PKパラメータの特徴づけの結果、変動因子と病態変化に伴う動き
・各薬物の病態変化に伴う血中総濃度・非結合形濃度の時間推移(投与ルート別)
・PKパラメータの特徴づけを自身で行える計算用ファイル(Excel形式)
内容説明
薬物動態の基本パラメータから薬物血中非結合形濃度の病態による変化を推定する手法を解説。血中薬物濃度の測定値も解析ソフトも必要とせずに薬物の体内動態の特徴を把握できるようになることを目指す。基礎理論から臨床での適用例までコンパクトにまとめてあり、薬物動態学への理解を深め臨床応用に導く教科書。
目次
第1部(血中薬物濃度のとらえ方;おもな疾病における薬物動態変化の推定の考え方;薬物の投与設計に必要な関係式)
第2部(TDMの実際)
第3部(PK/PD解析)
第4部(薬物の動態パラメータ値の特徴づけとその臨床応用)
著者等紹介
緒方宏泰[オガタヒロヤス]
明治薬科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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